
梅の種をあけると硬い皮につつまれた 「仁」 という実があります。
別名 「天神様」 と言われ、菅原道真公が好んだことから付けられました。
菅原道真が好んだ梅に対して庶民も梅にありがたいと思うようになり、
梅の種の中に 「天神様」 がいると信じられるようになりました。
「天神様」 がいらっしゃる梅の種を粗末に扱えないと、
江戸時代、太宰府天満宮に 「梅干の種納め所」 が設けられました。
現在でも太宰府天満宮に 「梅干の種納め所」 があります。

梅の種の中にある仁の部分には 「アミグダリン」 という青酸配糖体が
含まれています。
アミグダリンは、胃腸などで酵素によって分解されシアン化合物 (青酸) と
なります。
青酸中毒を起こし、死に至ることもあると言われていますが、
未熟な実を食べた場合には問題ですが、熟した実では濃度が下がり中毒が
起こることはほとんどありません。
梅干しの種を食べると、アミグダリンは体内で分解され、
チオシアネートと安息香酸という無害の物質になります。
これらは鎮痛作用、消炎作用、殺菌作用、整腸作用が
あると注目されています。

福島県会津美里町で梅干しの種を遠くに飛ばして競う
「高田梅種とばし選手権世界大会」が開催されています。
「梅種とばし選手権」のルールです。
- 種とばし競技は、自らの口で吐く息を利用して
高田梅の種を前方に押し出し、その到着点までの飛距離を競う。
(RUNを含む)
- 競技に使用する梅の種は主催者が準備したものとし、吹き飛ばす前に
高田梅の果肉部分を十分味わって食べなければならない。
又、受付時に渡した梅の種以外のものを使用した場合は失格とする。
- 競技に使う梅の種の加工を禁止し、それを使用した場合は失格とする。
- 競技者は主催者が設定するラインから種が着地する前に超えた場合は
失格とする。
- 種が左右ラインを超えた場合には失格とする。
- 吹きとばしは種のみとし、間違っても入れ歯などを一緒に
飛ばさないように注意する。
- 各部門、より遠くに飛ばした順に、優勝・準優勝・3位とし、地場産品等を
賞品とする。
競技は4つのクラスに分かれている。
ジュニア1組 小学3年生以下、ジュニア2組 小学4~6年生、
レディスクラス 中学生以上の女性、オープンクラス 中学生以上の
男性となっています。
梅干しの種飛ばしの世界記録は14メートル86。

梅干しは、塩漬けされているので、芽が出ることはありません。
発芽に必要な胚が塩に漬かり死んでしまうためです。
塩漬けにされていない梅は、芽が出る可能性が高いです。

日本酒と梅干しの種で作る自家製の化粧水。
肌がすべすべになり、しみ・しわ・肌荒れ効果抜群!
お風呂上がりに自家製の化粧水を顔に塗ります。
ご使用前に二の腕などでお試しいただき、お肌に合うかどうかを
お確かめください。
作り方
- 「日本酒100ml」 「梅の種5個」 を用意します。
- 密封容器に、日本酒と梅の種を入れて1週間冷蔵庫で寝かせます。
※お酒に弱い人はアルコールを飛ばして使用してください。
- 1週間経ったら、ガーゼでこして容器に移します。
- 作ってから1週間以内で使い切ります。冷蔵庫で保存してください。
※必ずご自分の責任で使用してください。
※お肌が弱い方、アトピーの方、お肌に合わない方はご使用を控えてください。
※異常があった場合には専門医にご相談ください。